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柏木如亭 漢詩幅

SOLD OUT 「鑽雲行疾風中月 度水声沈雪裏鐘」 墨を叩き付けたような大胆な意匠を料紙に凝らし、その上に詩文を認めた逸品です。 紙本肉筆本紙寸法:27.0cm x 99.5cm表具寸法:40.5cm x 187.0cm...

河東碧梧桐・下村為山画 高浜虚子及び寒川鼠骨 画賛短冊

明治昭和期を代表する俳人、高浜虚子、河東碧梧桐、寒川鼠骨の短冊となります。現在ヤフオク『jadeite_chijitsu』にて出品中です。是非ご高覧いただけましたら幸いです。『高浜虚子・下村為山』『河東碧梧桐』『寒川鼠骨・下村為山』...

花朝堂漫録⑧絵島歌

 江戸時代後期の土佐藩に楠瀬大枝(くすのせおおえ)という下級武士がいた。南画は上手いし、短歌も得意という絵師兼国学者であった。 文化6(1809)年のある日、傷寒(腸チフスの類)に罹り、高熱に浮かされて寝ていた。 どこからともなく、ゆったりと寂しい絵島節が聞こえてくる。「花の絵島が唐糸(からいと)ならば、手繰(たぐ)り寄(よ)しょやれ、身(み)が宿へ」 高知城下での盆踊りや歌舞伎は禁止されているので、聞こえるは...

花朝堂漫録⑦坂本龍馬の父・坂本八平直足の短歌

 坂本直足(さかもと・なおたり 1797~1856.1.11)は土佐藩の郷士である。分家坂本家の第3代当主。通称は常八郎、のち長兵衛、隠居後に八平と称した。満59歳没。 寛政9年、土佐郡潮江村の白札郷士・山本覚衛門の次男として生まれた。 幼少期から槍に秀で、後年は免許皆伝の腕前を誇った。1812年、16歳で郷士坂本家の婿養子に入り、坂本直澄の娘・幸の夫となる。 文化13(1816)年10月家督を相続し、第3代当主となった。 幸...

福沢諭吉 漢詩扇面

 満路瑤葩帯露新吟筇侵暁問江春絶無陣粉圍香閙看得名花色相真鷗屹詩諭吉 【書き直し】満路瑤葩帯露新吟筇侵暁問江春絶無陣粉圍香閙看得名花色相真鷗屹詩 諭吉 【訓読】 満路の瑤葩 露を帯びて新なり。吟筇 侵暁 江春を問ふ。絶えて陣粉囲香の閙しきこと無し。看得たり 名花の色相の真を。鷗屹の詩 諭吉 【語注】満路=道いっぱい。瑤葩=ヨウハ、玉のように美しい花。吟筇=キンキョウ、詩歌を歌いながら杖をひく。侵暁=シンギョウ、...

花朝堂漫録⑥大塩平八郎の乱後一日、儒者・相馬九方の七絶

 三字、一字、三字、一字、……計二十八字の七言絶句。文字数の関係で、扇面の折の谷だけでなく、折目の上にも書いている。そして末尾に小文字で三行の落款。最終行は「九方生」と署名し、「肇印」の捺印。 【原文】[風*]茫ゝ何地脱渠魁百萬人家半化灰觀得一聲發雷響震驚此天下眠来 丁酉二月二十日 游浪花記所見 九方生[肇印] これを見た瞬間、険悪不穏なことを書いているぞと思った。 脱渠魁、百萬人家半化灰、雷響、驚...

雪洞閑話 其の一「表具」

  竹本義明氏による「花朝堂漫録」に続き、新たな寄稿「雪洞閑話」の連載がはじまります。 筆者は店主が四十年の長きにわたり懇意にさせて頂いている画家K氏。当店達ての願いに負けて筆を執って下さいました。 加藤一雄を彷彿とさせるアナクロニズム=反当世風の世界をお楽しみください。(遅日草舎)『雪洞閑話』 書画の軸を見ると同時に実は「表具」も見ているのですが、普段はあまり記憶に残らないようです。鑑賞者が表具...

花朝堂漫録⑤左手書字の七律、山県太華の小品

 紙本肉筆。寸法、横360×縦292(台紙寸法、横382×縦318)mm。 一字一字律儀に書かれ、少し崩し字が雑じるが、概して楷書で書いた、少年の筆跡のような小品である。 【原文】四圍新緑日交加入夏旬餘不出家欹案披書意殊倦閑窓覓句手空叉天陰庭角蟻封垤午煖籬根鶏浴沙晷永都忘早朝事眠醒尚未到昏鴉  初夏 安政丁巳夏 太華老人禎  関防印[尚慕古人]、落款印は「山県禎印」「字曰文祥」。 「山県太華」でネット検索し、内容...

花朝堂漫録④尊王家・佐久良東雄の「過激」と「慰安」

 わたしはオークションやブログなどを読んでいて、おっこれは、と気になる記事や画像があると、早速これを自分宛のメールに取り込み、調査結果を書き入れて、楽しんでいる。 元手が要らないから、貧乏人に相応しい遊びである。 それらの中に佐久良東雄(さくら・あずまお)の記事がぼつぼつ雑じっている。 学生の頃、東雄の伝記を古本屋で買って読んだことがある。なんでも知れば愛着が出来るもの。 現在の所有者の分からない...

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