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謹賀新年




謹 賀 新 年



明けましておめでとうございます。
旧年中はまことにお世話になりました。
本年もかわらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げる次第です。





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 昨年は本ブログの更新があまり頻繁にできず、ご訪問頂いた皆様にはさぞ退屈な思いをおかけしたであろうと深く反省しております。今年はあまり気負わず気楽な調子で、新収品の紹介や、当店周辺情報の紹介など、更新これ第一に努めてゆきたい所存でおりますがさてどうなりますことやら、いささか不安でもあります。

 今年も神戸のギャラリー<Moris>との協賛で、昨年の「河東碧梧桐展」「短冊ザクザク展」に引き続き第三弾となる「大田垣蓮月展」の開催を企画しております。1月18日から一週間の予定ですので、お立ち寄り頂ければ有難く存じます。

Moris:https://moris4.com/contact/

 昨年末のお話を少し。二十数年前のある時期、京都は修学院離宮内にある門跡寺院林丘寺境内に建つ<雲母庵>という扁額の掛かった建物に寄寓していたことがあります。
 傾斜地に建てられているため玄関が二階というかわった変則的な造りの築百年以上という古い二階屋で、玄関前の庭には後水尾天皇お手植えという侘助の大木が季節ともなれば白い花を無数に咲かせ、部屋数は十二もある広い家でしたが、竹林の横、石垣に寄せて建てられていたせいか、初夏には夜毎十数匹の百足が採取できるというとんでもないお屋敷でした。
 当時の門跡唐橋尼のお話では、<雲母庵>の扁額の筆跡は、明治の初頭荒廃していた林丘寺を再建するために天龍寺の適水和尚によって送り込まれてきた天田愚庵によるものとのこと。愚庵旧居に住まいすることになった縁で、この数奇な人生を送った人物に興味を持ち、一時いろいろと調べたり、正岡子規にも影響を与えた和歌や、漱石も褒めているという漢詩の筆跡を探したりもしたのですが、この二十数年、短冊を数葉入手しただけでなかなか巡り合う機会には恵まれませんでした、ところが、昨年末のこと、ある道具市場で漢詩のメクリ十一枚を一挙に入手することができました。
 さらに同じ日に買った明治初頭の鶏卵写真の山にも、若かりし日の愚庵を写した肖像写真も一葉混じっていたのです。嬉しい一日でした。さっそくそれらの漢詩幅を撮影、本ブログに執筆を頂いている竹本先生にお送りして読んで頂きました。それらはいずれ本ブログで紹介させて頂こうかと思っております。

  
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 ここ京都、昨年は大晦日から冷え込んで元旦は雪景色だったと記憶しますが、今年は青空の明るいお正月となりました。「斧琴菊」の気配です。

余談ですが、最初に掲載した写真に写っているお皿は、滋賀在住の陶芸家塚原興世氏と当店の看板も描いて頂いている中国上海在住の画家余啓平画伯のコラボ作品です。
  
                                                           (I.F. 記)


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